オーボエとは難しいけれどやりがいのある楽器



オーボエの音を出す仕組み

オーボエの音を出す仕組みは2枚のリードです。リードは少しカーブしているので、両端をくっつけると、中央に少しすき間ができます。リードを口でくわえ、このすき間に息を吹き込んでいくと、リードが細かく震えて閉まったり開いたりという動きを、ものすごい速さで繰り返すのです。リードの開閉速度は音の周波数と同じで、1秒間に440回開閉すると「ラ」の音を出すことができます。

音を出したり、息の調整が難しい楽器

オーボエは、とりあえず音が出るまでに時間がかかる楽器です。初心者にはなかなか音を出すことも、コントロールすることも難しい楽器です。音の高さや大きさ、タイミングを合わせることなどが難しいのです。

また、オーボエは、息を吹き込む穴が狭く、息を少しずつ入れていくことになります。まるで息を止めているような状態になるので息継ぎが大変だったりもします。

オーボエのリードは自分で作る

オーボエの音を出す仕組みは2枚のリードにあります。

小さな2枚の板があの大きな音を出す元になっているのですから、微妙な調整が必要になります。自分好みの厚みや形を作り出すため、プロのオーボエ奏者は、自分でリードをつくっています。

リードは材料のケーンを割って削って作ります。天然素材なので、傷んだり、乾いたり、変形したり、長持ちはしません。せいぜい1週間くらいしかもたないのです。したがって、常に新しいものをつくり置きしておく必要があります。

オーボエを扱う際に気をつけたいこと

オーボエは、急激な温度や湿度の変化に弱い楽器です。新しい楽器は少しずつ慣らしながら吹いたり、寒いところでは室温に馴染むまで待つ、などの工夫も必要です。使い終わったら、水分を拭き取って、グリスを塗ってからしまいましょう。

オーボエは木管楽器の一種です。上下二枚のリードがついており、ダブルリード楽器と呼ばれています。哀愁を帯びた繊細な音色が魅力です。世界一難しい木管楽器としてギネスに認定されるほど難易度が高い楽器です。